バトルロイヤルゲーム「Fortnite(フォートナイト)」のプレイ動画を中心に発信しているYouTuber・Tarou。
Tarouことたろうさんは、現在小学6年生の12歳ですが、Fortniteの競技に尽力するために
「中学に通わない」と表明したことが話題になっています。
この決意は親や先生とも長い時間話し合って決めたことのようですが、
中学校はそもそも義務教育では?中学校には行かなくてはいけないのでは?
という疑問の声も散見されています。
教育基本法第5条(義務教育)には何て書いてあるのか?
たろうさんの意向と併せて調べてみたいと思います。
12歳のゲーム系YouTuber「中学校には通わない」表明
12歳のゲーム系YouTuber・Tarouって何者?
小学校卒業後、中学校には通わないことを決めました。
— Tarou (@fn_taro) February 8, 2025
Fortniteの競技・YouTubeの両方を本気でやりながら充分な睡眠・運動・学習の時間を確保できる生活にするために、一年かけて親子と学校で話し合った結果です。…
Xで「中学校には通わない」という表明の投稿が流れてきました。
Tarouとは何者かというと、バトルロイヤルゲーム「Fortnite(フォートナイト)」のプレイ動画を中心に発信している
YouTuber・たろうさんのことで、現在は12歳の小学6年生だそう。
中学に通わないのは「競技」に尽力するため
たろうさんはバトルロイヤルゲーム「Fortnite(フォートナイト)」のゲームに取り組むために、
中学に通わないことを決意。
競技本気でやるなら1日最低7時間は練習が必要で学校通いながらは無理、
もしくは著しく不利だとたろうは判断しました。
たろうさんの戦績は、10歳C4S3でアンリアルアジア1位(世界23位)とのこと。
小学1年生からこれまで毎日取り組み、プレイ時間は1万時間を超えている模様。
12歳でここまで夢中になれるものがあるのは、筆者は素晴らしいことだと感じました。
親子で話し合って決めたこと

たろうさんのYouTubeは親が管理しているそう。
「中学に通わない」ことも、本気で競技に尽力するための時間を確保する生活を送るためにと、
1年かけて親子で話し合ったとのこと。
YouTubeの収益はたろうさんの将来のために貯蓄し、
後悔しないように本人のやりたいことを尊重したい、とコメントされています。
【義務教育では?】中学校は通わなくていいの?
教育基本法第5条(義務教育)
教育基本法第5条(義務教育)の条文はこちら
1,国民は、その保護する子に、別に法律で定めるところにより、普通教育を受けさせる義務を負う。
2,義務教育として行われる普通教育は、各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な資質を養うことを目的として行われるものとする。
3,国及び地方公共団体は、義務教育の機会を保障し、その水準を確保するため、適切な役割分担及び相互の協力の下、その実施に責任を負う。
4,国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、授業料を徴収しない。
義務教育の勘違い
中学校は「義務教育」であるから、通わなくてはいけないのでは?と疑問の声もあるようですが、
教育基本法第5条を簡単にまとめるとこうなります。
・義務教育は子どもが学校に行く義務ではない
・親・保護者が子どもが学校に通えるようにする義務のこと
「学校に行く暇があったら家業を手伝え」そんなふうに子どもたちの学ぶ権利が
侵害されることがないようにつくられた法律なんです。
引用: READYFOR
学校へ行くことは子どもの権利であって、学校へ行かないことは義務教育違反にはならない、ようです。
小・中学校の先生も応援してくれている

上述のとおり、たろうさんは学校へ行かず、競技に尽力したいという自信の強い意志を持っています。
親も1年かけて話し合うなどしながら本人の意思を尊重し、学校とも話をしているそうです。
その結果、小学校、中学校の先生共に、たろうさんの挑戦を応援してくれている、とXで回答していました。
「中学校に通わない」SNSの反響
応援や賛同の声が多数
たろうさんの決断に対し、SNSでは応援の声が多数寄せられていました。




一方では反対の声も
たろうさんの挑戦に対し、疑問の声も散見されました。



たろうさんの中学校へ行かない、という表明に様々な反響が見られました。
筆者はたろうさんの挑戦を応援しています!